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存在だいすきクラブ

強い気持ち

2017-03-12の日記

晴れ、やや暖かい。花粉びより。

 

夢。見てない。

 

九時ごろに自動的に起きるつもりだったのだけれど、正午の目覚まし時計で起きてびっくりした。半日くらい寝たことになる。

 

牛丼を食べながらメーカーの説明会へ。とりわけ書くべき面白いこともない。はーん説明会だなあ、という感じ。性格が悪くなってきたので、近くの人のプリントを覗いては学歴の欄を見ていた。とにかくうんうん頷く人が多くて、だんだん怖くなってくる。張り付いた笑顔だとか、講演者を凝視する目だとか、人間が機械化していく過程を見ている感じだ。こわいけれど、僕もだんだんそうなるだろあなあ。

 

帰って本屋をのぞく。どうしようもなく就活の本が気になってくる。エントリーシートの書き方とかは切なる願いに溢れている。日常のバイトからどう有能さに繋げていくかを説明するのは、日常から永遠を引き出す詩のように、しかも必死な詩のように見えてきて心の痛いところに迫ってくる。ううう、と言いながら後にする。身の回りの用品を買い足す。歯ブラシ、シャンプー、ゴミ袋。戦場は見えている。

 

就活本を見ていてとつぜん無を感じてしまう。就活者に対し、日々のあらゆる場所から自分の有能さを見つけ出させる脅迫を押し付けるのはとても酷だ。そしてさほど有能でもない有能エピソードを繰り出すことになる。しかし、それはみんなが望んでいることなんだろうし……一度国が滅びないと治らないだろう。

 

明日の説明会の参加票を印刷して眠りにつくだろう。頭の中では年収と残業時間と難易度がずっと踊っている。気が休まることもない。自己ピーアールが、志望動機が、脳みそを埋めては消えていく。たまに出家を考えては、閉鎖的な宗教コミュニティで疲弊する自分の姿を幻に見る。石油王が日本に来るニュース。来ては去る上級国民・実家の太さ・文化資本などの文字たち。

 

うーんだめだ。軽やかに。雑にやる。みなは勝手にやっていく。ある人は2ちゃんねるの就活偏差値を見るだろう。ある人はみんしゅうを見るだろう。ある人はvorkersを見るだろう。しったこっちゃない。僕の世界は僕のものです。

 

シャンプーの詰め替え作業が僕を待っている。明日の服の用意とか、歯ブラシの調子だとか、朝食を何にするかだとか。とにかく一つ一つを選択していく。現実は来るし、世界は正しい。