存在だいすきクラブ

強い気持ち

2017-09-23の日記

孤独だ。

 

雨を告げる雲が広がっていたけれど、雨を告げるばかりで、降りはしなかった。

 

労働。特に何もしていない。エアコンからカビのにおいがする。人々が疲れている。窓から見下ろした街に猫が歩いている。終わり。

 

人と会う。アルコールを飲む。アルコールを飲まないと消え去りたくなるが、アルコールを飲むと消え去りたくなる。結局のところ消え去りたい。歴史からふっといなくなりたい。戸籍や、親の記憶や、人々の視界の隅っこから消える。

 

自罰的にはなってはいないが、とにかく心からあったものが抜けていく感覚が強い。ボトボトと穴の空いたバケツから粘性のものが落ちていく感じだ。よくない。睡眠時間は足りている。栄養も大丈夫だろう。何がレールの上で邪魔をしているのか? そもそもレールなんてあったのか? 軌道のための車輪で未舗装路を行くのは耐えがたい。

 

きわめてクリアーに自らの境遇を書き出してもそれは解決ではなく、きわめてクリアーに問題を理解したに過ぎない。プライドと強がりがガラガラとトンネルを塞ぐ。プライドと強がりを崖下に落とすのも一苦労だ。

 

人生は自分から見れば常にタイトロープを渡っているように見える。もしかするとそれは気のせいで、大地の上に引かれた白線をタイトロープだと思い込んでいるだけかもしれない。そのとき僕はバランスを崩しても死にはしない。でも本当にタイトロープを渡っているのかもしれない。そのときは死ぬ。ただ信仰だけが安らぎを与え、酔いだけが目をつむらせてくれる。

 

幸福になれるかもしれないリストにバツはどれだけ並んだだろうか。半分まできていても、まだ前半も前半だとしても、どちらにせよつらさは軽くはならない。すでに埋まり終わっていることに気づいてないだけかもしれない。また信仰と酔いだ。僕はどちらも手に入れられない。

 

太陽が昇って降りるたびに孤独は強く巻き付く。圧迫された肺では呼吸にも苦痛を感じる。本のページ数を数えて読まない。

 

信仰と酔いを欲している。自分が登場する物語を。僕はまだ待っている。